続・西岐波進学教室ブログ

西岐波中生徒限定の学習塾

夏休み前半終了!

(本来なら、昨日が大掃除、今日から明後日までお盆休業の予定でしたが、昨日、ワクチンを接種したため、今日大掃除に来ています。発熱や倦怠感の症状はありませんが、腕が痛くて上がらん!)

 

 

一昨日の中3作文講座で、夏休み前半が終了しました。

 

今年の作文講座は受講希望者が多く、急遽時間帯を増やし対応した作文講座でした。最近ではなかなか作文を書く機会もないので、生徒たちは実際に書いてみて初めて気付くことが多々あったようです。

 

一昨日は4回作文を書いてもらいました。書いてもらった後には模範解答を配布しましたが、模範解答をしっかり読むことも大切。真似できる言い回しや表現、どこで段落を分けているか、書き出しの工夫や結論部分での自分の考えや主張…など参考になるところが多いはずです。無くさずにきちんと保管しておいてください。

 

 

さて、今日は大掃除とお盆休み明けの授業準備に来ています。

教室内もスッキリさせて後半戦に臨もうと思います。

 

 

明日、明後日はお休みです。

大雨が気になるけれど、16(月)からまた頑張ろう!!

中3対象作文講座

塾生募集状況について

 

 

今日で夏休みの前半が終了です。

 

さて、昨日は毎年恒例の中3対象の作文講座1日目(解説編)。

今年は9:00~12:00、13:00~16:00と2つの時間帯を設けました。

今日も午前と午後の部に分けますが、今日は2日目、実践編です。

 

 

昨日の解説編では原稿用紙の使い方、敬語や正しい文法表現など基本的なことから書き出しのテクニックや読み手の興味を引く文のコツなど応用的なところまで教えました。

 

 

作文はよくその生徒の独創力と比較されがちですが、これは違います。他の生徒と比べ突飛な文章を書けばよいというものではありません。

与えられた条件(課題)を理解し、(読解力)

その情報を文として組み立て、(記述力)

面識のない採点者にわかりやすく説明できるか、(伝達力)

この3点が作文力に集約されています。

 

最後に書いた伝達力ですが、家族や友人、学校の先生が読むならば、「あ~、あのことね。」というように読み手が文章を想像することが可能です。でも、入試の作文では、読み手(採点者)と受験生は知り合いではないのです。

 

面識のない読み手(採点者)に自分の意見や考え方を上手く伝えられるか。また、比喩や擬人法、擬音語や擬態語を使い、文章だけでどれだけ読み手にわかりやすく伝えられるか。これが「伝達力」なのです。

 

 

今日の作文講座2日目は実践編として。時間を計って作文を書いてもらい、添削して返却します。生徒たちがどんな作文を書くか楽しみですが、作文の苦手な生徒に多いパターンを書いてみます。

(例として、「中学校の思い出」が課題だったすると、)

①あれこれ思い出のイベントを出しすぎる。

→「運動会」「修学旅行」「文化祭」「部活動」など文中にいろいろイベントが登場し、結局何がいちばん言いたいのかがわからない。

②体験談を文章にできない。

→たとえば、中学校の思い出として、「修学旅行」挙げたとする。でもその修学旅行の何がおもしろかったのか、何が印象に残っているのかが書けない。

③文章が長い。

→修学旅行の道中、行った先々での出来事、宿泊先での出来事などたくさんのことを詰め込みすぎて、何が言いたいのかわからなくなる。①と同様。

④主語を省略してしまう。

→作文は会話ではない。「これ」や「あれ」などを多用し、文が読みづらくなる。

まだ、他にも「前半と後半が矛盾している」、「話し言葉を平気で使っている」、「結論が明確ではない」なども挙げられます。

 

 

勉強もスポーツもいっしょ。「聞くだけ」、「見るだけ」では上達しません。何度も自分で体験してみて初めて上手くなります。

 

 

【小学生のお子さんを持つ保護者の方々へ】

よく作文や読書感想文などで「何でもいいから書いてみたら?」という声掛けがありますが、これはアドバイスにはなっていません。作文が苦手な生徒は「何でもいいことが書けない」のです。まずは、「自分が○○(主人公)だったらどうする?」と問いかけてみましょう。主人公の○○はこのときこんな行動をした、こんなことを言った。じゃあ、あなただったらどうする?という具合に。そして、主人公の名前を主語として、「○○は~な性格です。」と主人公の性格を捉えさせ、「なぜそのような性格だと思ったのか」、「自分と比べて主人公はどうなのか」など文に肉付けしていくとあっという間に書けると思います。

「面倒くさい」をやってみる

塾生募集状況は【こちら】から。

 

 

 

今、世の中にある便利なものはたいていが「面倒くさいなあ、これがあると楽なのに…。」という感情から生まれているものが多いと思う。

 

携帯電話だって、公衆電話を探すのが面倒くさい…。

テレビのリモコンだって、テレビ本体のスイッチを押すのが面倒くさい…。

コンビニのATMだって、銀行まで行くのが面倒くさい…。

 

例を挙げればきりがない。

 

人間はだれでも楽をしたいという感情を持っている。その「楽をしたい」や「面倒くさいを解消する」ために技術は日々進歩しているといえる。

 

最近では、高校生のほとんどが電子辞書を持っているという。確かに便利なものだと思う。いろんな機能を備えている電子辞書がひとつあれば楽ができ、何冊も辞書を持ち歩く面倒くさいこともない。

 

また、携帯電話がなかった頃、5人ほどは仲の良い友達の電話番号は暗記していたが、携帯電話があればどこでも電話ができるし、数百件の電話番号を記憶してくれる。そして、パソコンや携帯電話の普及により、思い出せない漢字は自動的に変換され、間違った言葉遣いは勝手に機械が訂正してくれる。

 

しかし、「技術が進歩する」ということは「人間の脳や身体は退化していく」ということになる。使えるものや使える能力を使わなくなれば退化していくのは当然。これはモノだけではなく人間も同じ。

 

便利なものが生まれるたびに、人間の能力は低下していく。

 

紙媒体の辞書だって、ページをめくっていると本来自分が探そうとしていた言葉とは全く関係のない言葉を読んでいることがある。無意識のうちに自分の目に飛び込んできた言葉だ。しかし、それが自分の語彙力や知識を増やすきっかけになる。辞書本来の使い方とは異なるが、これが紙媒体の辞書のおもしろいところだと思う。

 

もちろん、勉強も面倒くさい。

しかし、いくら面倒くさいといっても自分の代わりに勉強してくれる機械は今後生まれることはない。

 

 「音読するなんて面倒くさい」、「何度も書いて覚えるなんて面倒くさい」、「やり直しをするなんて面倒くさい」

 

でも、この世にはやらなければならない面倒くさいことがたくさんある。

面倒くさいことをやってみることに十分な価値がある。

卒塾生からのメール

塾生募集状況は【こちら】から。

 

 

先日、古い卒塾生からメールが届いた。

 

生まれたてのかわいい赤ちゃんの写真が添付されたメールで、

「先生、子どもが生まれました!落ち着いたら飲みにでも行きましょう!」

 

結婚したことは知っていたけれど…

そうか、もう子どもが生まれてもおかしくないな。

 

この生徒は塾を卒業してから一度会ったきりだが、毎年年賀状をくれる生徒だった。

この生徒が数年前に結婚してついに母親。

 

 

歳とったなあ、オレ。

頑張れ、オレ。

 

 

 

落ち着いたら飲みにでも行きましょうって書いてあったが、しばらくの間、そんな余裕ないぞ!

子育てなめんな!(笑)

1回戦突破おめでとう!

 【塾生募集状況について】

 

 

今日から高校野球山口大会が始まりました。

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昨夜、突然授業終了直後にやってきた卒塾生。こいつも今年卒業したばかりで久しぶり感はゼロです(笑)

 

何しに来たのかというと、これを持って来てくれました。

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 今日が1回戦なのでわざわざ持って来てくれたようです。

試合は9:00開始。こちらもインターネットで試合経過を気にしていましたが…

 

1回戦突破おめでとう!

11回裏に大逆転!サヨナラです!

 

といっても、対戦相手にも今年卒業した塾生がいるんだよねえ(-_-; 

 

彪斗!次の試合も頑張れよ!

1学期期末テスト対策 ~生徒のプリント~

明日は1学期期末テストの1日目。

1学期期末テスト対策も明日までです。

 

昨日は中1生対象にテスト対策授業を行いましたが、授業中気付いたことが…。

ある生徒がすごい集中して何か書き残してるなあと思っていたらこれ。

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付箋紙の使い方がすばらしい!

黒板に書かれたことだけでなく、ちょっと口頭で注意しなければならないことまでメモしてあります。

 

ちょっと感動したので写真に撮ってみました。