続・西岐波進学教室ブログ

西岐波中生徒限定の学習塾

1学期期末テスト終了

1学期期末テストが終わり、数日が経ちました。

 

期末テストは音楽や保体などのテストも加わり、勉強する科目が増えました。塾内では、「勉強する科目は5科目のみ」と決めていますが、初めて期末テストを受ける中1生は大変だったでしょう。

 

そして、テスト週間に入る前に中3生の保護者面談が終了しましたが、今度は生徒面談!毎年、この期末テスト週間中に中3生の生徒面談を行っています。5月の進路説明会時に書いてもらった進路調査書を基に話を進めますが、「今、頑張っている点」と「これから頑張らないといけない点」など、生徒個人の意欲に結びつくように言葉選びには慎重になりました。まだ、志望校を決定するのは早いかもしれませんが、夏休みに行われるオープンスクール(体験入学)に参加して、じっくり自分の目で見てきてほしいと思います。

 

 

さて、今取りかかっている仕事は「夏休みの予定表作成」。

この夏休みの予定表作成、かなり辛い仕事です…。一年の中でいちばん嫌な仕事です…。

夏休み期間中は現在の通塾日より来る日が増え、授業時間も長くなります。

「この生徒は○曜日に習い事やってたな。」

「この兄弟は塾に来る日を合わせると送迎が楽だろうな。」

など、いろんなことを考え、さらに講師の適性や配置も考えて予定表を作成していきます。

 

さらに、中3生は夏休み期間中に大事なオープンキャンパスがあります。オープンキャンパスにはぜひとも行ってもらいたいので、その日程とは重ならないような予定表を考えなければなりません。

 

 

頭が爆発しそうになります!

 

 

では、頑張ります!

塾生募集状況【2023 6月】

2023 6 塾生募集状況 

西岐波校区限定(当塾は西岐波中の生徒限定です)

 

【中1

満席となりましたので募集を中断いたします。

 

【中2

空き(残1名)があります。

 

【中3

空き(残3名)があります。

※中3生の募集は夏休みまでといたします。夏休みより募集を停止いたします。

 

 

【小学生の入塾予約について】

当塾では現在、小学部の授業を中断しておりますが、中1としての入塾予約を受け付けております。

※現在、今年度の秋(9月or10月)から小学部(小6・5生)の授業再開を検討中です。小学部授業再開が決定しましたらこのブログでお知らせいたします。

 

・2024春に(新中1生として)入塾をご希望の方【現在小6生対象】

2024春 新中1クラスを増設します。2024春から新中1生としての入塾予約を受付中です。空き(残9名)があります。

 

・2025春に(新中1生として)入塾をご希望の方【現在小5生対象】

2025春から新中1生としての入塾予約を受付中です。現在、空き(残1名)があります。

 

 

お問い合わせはお電話、もしくはメールでお願いします。

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教材のちょっとした改良例

マンネリを打破するために毎年指導方法や教材に改良を重ねている。今日はその教材の改良例を示したいと思う。

 

 

 

中2英語 「接続詞」 空欄補充問題(問題の一部を抜粋)

A

①私が家に帰ったとき、私の兄はテレビを見ていた。

( ア ) I came home, my brother ( イ ) watching TV.

②私が福岡に行ったとき、たくさんの友達に会った。

I saw many friends ( ウ ) I ( エ ) to Fukuoka.

(ア When ) (イ was ) (ウ when ) (エ went

 

B

①私が家に帰ったとき、私の兄はテレビを見ていた。

(ア When ) I came home, my brother (イ was ) watching TV.

②私が福岡に行ったとき、たくさんの友達に会った。

I saw many friends (ウ when ) I (エ went ) to Fukuoka.

 

上記のAとBの違いは、解答欄を別に設けているかどうかの違い。

たったこれだけの違いだが、Bのほうが圧倒的に解くスピードが速くなる。

また、今回は接続詞の問題だが、【接続詞+主語+動詞】の語順や文全体の構造を把握するにはBのほうがわかりやすく、答え合わせの解説もしやすい。

 

 

 

また、「接続詞」という単元は整序作文問題が多用されるが、

A ふつう

あなたが私に電話したとき、私は宿題をしていました。

( doing / called / I / you / my / me / when / homework / was / , ).

When you called me, I was doing my homework.

 

B 簡単

あなたが私に電話したとき、私は宿題をしていました。

( me / you / when / called / , ) I was doing my homework.

When you called me, I was doing my homework.

 

また、【接続詞+主語+動詞】を強調した上で、

 

C 簡単

あなたが私に電話したとき、私は宿題をしていました。

( I / you / was / called / my / me / doing / when / homework / , ).

When you called me, I was doing my homework.

主語に  、動詞を太字にすることで、学力の低い生徒にとっては正答率が上がる。

 

 

上記のように、その年の生徒たちの学力に応じて、問題を変更する。

こうすることで、英語が苦手な生徒でも多少なりともできた感が経験でき、苦手意識を払拭できるのではないかと思う。

 

 

ちょっとした問題の改良により、英語が嫌いな生徒から授業中に「できた!」という声が聞けるのはこちらとしてもモチベーションが上がる。

1学期中間テスト対策

先週の木曜日(5/11)から始まった1学期中間テスト対策。今日がテスト1日目、明日が2日目なので塾でのテスト対策は今日で最後です。

 

対策プリントの作成やら印刷やらでハードな1週間でした。どの学年も今年度初めての定期考査なので、毎晩、パソコンを自宅に持って帰って夜遅くまで黙々と教材作成…。燃え尽きた感があります(笑)

 

中1生はもちろん、この春から入塾した他の学年の生徒など、西岐波進学教室のテスト週間を初めて経験しました。西岐波進学教室のテスト週間は5科目ならば何を勉強してもOK!また、通常授業では行っていない国語や社会の特別授業を行うこともあります!

 

中3生は積極的に質問をするもののじっくりと問題と向き合っている姿が印象的で、全体的に落ち着きがあるクラスでした。さすがです。

 

中2生は新メンバーも加わり、前からいる生徒もこのテスト週間から参加している生徒も積極的に質問し、元気のあるクラスでした。

 

中1生は、テスト週間初日にテスト勉強のやり方を説明しましたが、まだテスト勉強のやり方がわかっていない生徒がちらほら。ノートまとめをしても無駄です!顕微鏡の絵を描いても点数は上がりません!「この勉強のやり方は正しい。」、「そんなテスト勉強やっても時間の無駄だ。」など、机間巡視をしながら、テスト勉強のやり方を指導しているようなテスト週間でした。とくに中1は初めての中間テストなので、テスト勉強の進め方、提出物に関する注意、問題の解き方に関する注意など、慎重に指導したつもりですが、まだまだ時間が欲しかったというのが正直なところです。

 

 

また、この春から採用となった新スタッフも初めてのテスト対策。こちらの新人講師たちも「生徒に対する声掛け」、「質問対応」、「テスト対策プリント準備」など、積極的に動いてくれて助かりました!

 

 

では、塾でのテスト週間中の様子です。

 

 

塾生募集状況【2023 5月】

2023 5 塾生募集状況 

西岐波校区限定(当塾は西岐波中の生徒限定です)

 

【中1

満席となりましたので募集を中断いたします。

 

【中2

空き(残1名)があります。

 

【中3

空き(残3名)があります。

 

 

【小学生の入塾予約について】

当塾では現在、小学部の授業を中断しておりますが、中1としての入塾予約を受け付けております。

 

・2024春に(新中1生として)入塾をご希望の方【現在小6生対象】

2024春 新中1クラスを増設します。2024春から新中1生としての入塾予約を受付中です。空き(残9名)があります。

 

・2025春に(新中1生として)入塾をご希望の方【現在小5生対象】

2025春から新中1生としての入塾予約を受付中です。現在、空き(残2名)があります。

 

 

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できない理由

「今日はなぜか勉強する気がしない」「いつもと比べ集中力が続かない」

ということは、よくあることだろう。

 

社会人でも「会議中の上司の言葉が耳に入ってこない」「仕事が捗らない」なんてことは多々ある。

 

 

人がいつもならできていることができない日は何かにぶつかっている。

それを追求してみると、3つの要因が考えられる。

 

一つ目、「目的が定まっていない。」

何のために勉強しなければならないのか、なぜこのプロジェクトを成功させなければならないのか…。勉強や仕事でも達成しようとする目的や理由が明確でなければその目標を達成することは不可能だ。

 

次に「手段や方法がわかっていない。」

今、インターネットという便利なものがある限り、情報は豊富にしかも容易く手に入れることができる。勉強のやり方がわからないという質問は学校や塾の先生がいくらでもアドバイスできる。ただし、これが絶対に正しいという唯一の方法は存在しない。いろいろな方法や手段を試しながら自分に適したものを身につけるしかない。

 

そして、最後に「目的はわかっている。手段や方法もわかっている。しかし、できない。」これは「やる気がない」ということだ。

模倣することが得意な日本人は手段や方法は上手く見つけられる。しかし、自分で目標を設定することが苦手だという人は意外と多い。やる気がないことを分析してみると、目的がはっきりと定まっていないことが多い。

 

ダイエットを例に挙げてみると、「恋人が欲しいから痩せたい」という人と「恋人ができたから痩せたい」という人とでは痩せ方が違うらしい。いくら挑戦してもすぐに挫折してしまう人は、前者のように目的意識が曖昧だからだ。ダイエットの手段や方法はいくらでもある。継続すれば少しずつでも痩せられるはずだ。しかし、目的がぼやけてしまうとやる気も起こらない。しかし、後者のように目の前にはっきりとした目的があるならばそれに向かって邁進できる。

 

何も高い目標を設定する必要はない。前回のテストが50点だった生徒が90点を目標に設定するなど高い目標は高ければ高いほど抽象化されやすく、また挫折しやすい。

まっすぐなキュウリと曲がったキュウリ

まっすぐなキュウリと曲がったキュウリ、どちらを買いますか?

 

 

GW明けから1学期中間テスト対策が始まる。

生徒たちは提出物のワークや塾から配付される対策プリントなど、「解くこと」「覚えること」を中心に勉強していくのだが、最近の生徒を見ていると、たとえば数学で途中の計算式まで合っていたのに、答えが出せず、さっきまで書いていた計算式をすべて消しゴムで消してしまう生徒がいる。

「なぜ、式まで消した?」

「間違っていると思ったからです。」

 

極度に失敗することを恐れている。

 

珍しいことではない。合っていた答えを自信の無さから消してしまう生徒は意外と多い。

 

今の子どもたちは何かにつけて完全を求められ、そういった教育を受けることによって子どもたち自身も完全を目指している。

 

自分は教育ママではない、我が子に完全を求めていないと思っていても無意識のうちにそうなってしまう要因が現代社会には溢れかえっている。

 

世の中には完全な「もの」が多い。

スーパーで売られている野菜はすべて完全な「もの」だ。不完全なものは店先に並ぶ前に排除されている。値段が同じでまっすぐなキュウリと曲がったキュウリが売られていたらどちらを手にするか。無意識のうちにまっすぐなキュウリを選ぶだろう。

 

現代では不完全なものに対する許容範囲が狭い。

 

いろんなことに対するマニュアル本も要因になっているかもしれない。

育児書に書かれているような「○歳で▢▢ができるようになる」というような標準的な成長過程もこの通りにならなければ我が子の成長は遅いのではないかと不安になってしまう。

 

マニュアル通りにならなければ不安を抱くということが完全を求めているということだ。

 

何も完全を目指すことを否定しているわけではない。

そもそも、人間は不完全な生き物だ。だから完全を目指すことは人間にとって理想的でごく自然な考え方だと思う。

ただし、完全を目指す前に、自分が不完全であることを認識すべきではないだろうか。

 

自分が担当している授業では、問題を解いた後に質問タイムに入る。問題数が多ければ全員に質問させることもあるし、質問がある生徒だけを挙手させるときもある。少しずつ、生徒たちも積極的に質問するようになり、わからないところを解決しようとする姿勢が見られる。

 

生徒たちにとってみれば、手を挙げて質問するということは勇気のいることだと思うが、不完全だから質問があるのは当たり前のことだし、この質問に講師が助けられているということも知ってほしい。