続・西岐波進学教室ブログ

西岐波中生徒限定の学習塾

臨時休講2日目

臨時休講2日目です。

授業は休講ですが、塾にはちゃんと来ています(笑)

 

 

14(火)の夜に宇部市内での感染者が確認され、その夜から昨日の夕方まで塾を休講にすべきか悩みに悩んだ。

 

結果、最悪のことを考え5/6(水)まで休講とした。

 

終息の見通しが立たない中、大切な子どもたちを預かっている立場として、「大切なものを大切にしなければならない」、しかし「学びを止めたくない」という気持ちが複雑に交錯した。交錯しまくった。

 

県内でも感染者は増加傾向にあり、現在都市圏で爆発的に増えている感染者数は今後地方にも及ぶかもしれない。どれほど入念に衛生面に手を尽くしても塾内クラスターの危険性は払拭できない。

 

学校が休校となり、外出自粛という政府や自治体の方針に背き断行することは自由や権利、自己責任だと空気を読まずに傍若無人に振舞っている人間と同じではないか、そして生徒たちにはそんな人間にはなってほしくない。また、塾に行かせるかどうかをご家庭の判断に委ねることも、責任ある立場としてその責任を放棄しているのではないかと考えた。

 

西岐波進学教室は対象とする生徒を西岐波中校区限定という特性を持っているため、地域の保護者の方々、生徒たちに支えられている。支えられているということは塾の存在として生かされているということ。この難局を熟考しながら最善策を検討しようという考えにたどり着いた。

 

 

 

 

一昨日の夕方、3時間かけて全家庭に「休講のお知らせ」を電話でお伝えした。「やっぱり…。」「塾はやってほしかったけれどしょうがないですよね。」「早く再開できればいいですね。」「先生も大変ですね。」など、激励や労いの言葉をいただいた。不満の声は一切聞かれなかった。

そして、一昨日の夜、学校が休校になることを知らなかった生徒たちに「学校がまた休校になる」と話すと「塾はやりましょう」という声があがった。

 

 

生かされているとつくづく思う。

 

 

今は我慢のとき。いつものように元気な声で「こんにちは!」と塾に入ってくることを願っている。