今週、3年前に卒塾した2人の生徒から「面接の練習をしてほしい」という連絡がありました。
その試験日は、1人は今日、もう1人は明日。
学校でも十分に面接対策をしてくれているようですが、不安なんでしょうね。まあ、塾でも面接の練習をして不安が解消できればそれでよし!
ということで、即行で面接対策の資料を作り、模擬面接をしました。
作った資料の内容は、
①面接官が複数いた場合、誰を見たらよいか
②最近の気になるニュースについて
③自己PRについて
④面接で質問される内容
⑤志望動機のポイント
⑥学校生活の抱負について
⑦高校生活について
⑧面接時の服装や態度
質問に対して答えるときは大きな声ではっきりと!
メラビアンの法則というのがある。それによると、コミュニケーションを通して伝わるメッセージのうち言葉そのものは僅か7%の割合しかなく、顔の表情が55%、声のトーンが38%らしい。つまり受験生が面接官の目の前に座った瞬間に既に55%は相手に伝わっている、何を話そうが、その話し方によって38%が伝わっている、ということだ。また38%についても、大切なのは、さわやかな声、明るい声である。
ポイントを絞る。話すことは最大3つまで!
一つの質問に対してあれこれといろいろ話すと矛盾が出てくる。話すことは最大で3つまでと心得よ。
「~です」、「~と思います」など、語尾をはっきりと!
出だしの話し方は元気良く、明るかったが話していくうちにだんだんと声が小さくなる受験生も多い。「自信の無さ」「うそをついているのではないか」というような評価をされてしまう。
面接官はスラスラと話せる生徒を望んでいるのではない、面接官が知りたいのは自分の考え方であり、一般論的な正解ではない、ということを頭に入れること!
健闘を祈る!