続・西岐波進学教室ブログ

西岐波中生徒限定の学習塾

目標の明確化

ラソン選手は42.195kmという長距離を5kmや10kmごとに区切り、5kmを15分以内、10kmを30分以内、などのように目標を細かく小分けにするらしい。

 

大きな目標を達成しようとすると、その目標が大きければ大きいほど、時間と労力がかかり、途中で挫折する可能性が高くなる。

そこで、大きな目標を分割し、小さな目標に変える。

そして、小さな目標に分割することで具体的な目標となる。

 

 

これをテスト勉強に置きかえてみる。

たとえば、定期考査のテスト勉強の計画を立てるとする。

 

①「今日は英語を勉強しよう」

×:英語の何を勉強するのか?提出物を片付けるのか?テスト対策プリントを解くのか?

②「今日は単語を覚えよう」

×:テスト範囲として複数の単元がある中、どの単元の単語を何個覚えるのか?

③「今日はUnit7の単語を覚えよう」

:Unit7の単語を覚えるという小さな、そして具体的な目標になった。

 

 

これは、当然テスト範囲を知ることから始まる。教科書のテスト範囲ページを見直し、これまでに何を勉強してきたのかを振り返る。振り返ることも重要。振り返りながら、自分の得意科目と苦手科目の勉強配分も考えなければならない。まずは全体を把握し、自分のやるべきこと(できること)をどう細かく分割するか。これだけでも十分に自分を知ることができる。

 

 「今日は2時間勉強する」なんていう時間の計画表はまったくの無意味。

90分間何かの勉強をしたとする。次に考えるのは「残りの30分は何をしよう?」となる。あれこれ教科書やテキストを出しながら、「国語は昨日やったし、数学は残り30分ではできそうにない…」これが無駄な時間の始まり。そして、英語の教科書を眺めるだけで残りの時間をつぶす。そして、「2時間経ったから今日の勉強はもうやめよう」となる。

 

大切なのは何をどれだけやるのか。

「どれだけ」というのは時間のことではなく、「提出物の○ページまで片付ける」や「国語のテスト範囲の漢字をすべて覚える」など、勉強する内容のこと。

 

時間ではなく、その日にやるべきことを明確にしていれば、すぐに取り掛かることができる。

 

来週から中2・1生の学年末テスト週間が始まる。高校入試に直結する大事な学年末。 塾内では中3生の高専対策や公立一般入試対策と同時進行。ハードな日々が続くが、生徒のみんなもがんばれよ!

 

 

追記:昨日、我が家に猫が来た。前々から子どもたちが飼いたいと言っていて、里親として。我が家には寝床に適した座椅子やらクッションがあるんだけどな。何もそんなところで寝なくてもいいのに…(笑)

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