続・西岐波進学教室ブログ

西岐波中生徒限定の学習塾

音読をバカにすんなよ!

nishikiwa-classroom.hatenablog.com

 

 

以前から、塾通信やこのブログでも書いてきた「音読」。

たかが音読、されど音読。

 

音読を面倒くさがっている人、軽視している人ほど読めない。

 

「勉強が苦手」、「成績がなかなか伸びない」っていう生徒はぜひとも試してもらいたい。ワークなどの提出物を今から解くとする。まず、いきなり問題を解く前に教科書の該当ページを読んでみるといい。ここで重要なのは黙読ではなく、声に出して読むということ。

 

これがすんなりと読めない。

 

「問題が解けないこと」を悔やむ前に「教科書を読めないこと」を悔やむべき。

 

音読に慣れてない生徒は、最初はたどたどしく該当ページを読み終えるまでに時間がかかるだろう。でも、何度も繰り返して読んでいくうちに、スッと読み終えるときがくる。これが該当ページの内容がかなり頭に入った証拠。

 

この音読の重要性は、国語や英語などの語学だけではない。理科や社会など数学以外の4科目にはすべて共通。

 

 

ノートまとめなんて無駄な勉強をするより、5回同じ教科書の同じページを読んだほうが効果的。

 

 

「手」、「目」、「口(声)」、「耳」

これらを使って勉強すると忘れにくくなることも確か。実は耳の記憶は目の記憶より強固であり、目から入る情報が重要になるのはずっとあとのことで、耳からの情報のほうが長い間重要視されてきた。犬などの動物の聴覚が発達しているのはそのせいだそうだ。日本人も小学1年生のときにひらがなを勉強するよりも前(幼稚園児など)に、ある程度言葉を話せるようになっている。これは耳からの情報のほうが強いからではないだろうか。

 

大事なのは目で読むのではなく、声に出して読むということ。

一学期、なかなか成績が伸び悩んだ生徒はぜひともやってみるといい。