春期講習が終わり、4/8の入学式・始業式に合わせて、塾内の通常授業も開講されました。
生徒たちのテンションは春期講習と変わらず、真面目に授業に臨んでいます。
今から1年間勉強していく塾生たちに忘れないでほしいことが一つあります。
それは、「当たり前のことを当たり前と思わずに大切にする」ということです。
「朝起きたら朝食を準備してくれる。」「汚れた服は洗濯され自分のタンスの中に入っている。」「自転車がパンクしたら修理代を出してくれる。」「塾に行きたいと言えば、行かせてもらえる。」
これは当たり前のことか?
いえ、環境に恵まれているだけです。
当たり前のことを当たり前だとバカにする人は成功しません。
当たり前のことを当たり前ではないと気付くことは意外と難しいことで、見落としやすいことなんです。当たり前のことを嫌い、突飛なことを言ったり、考えたりすることは一見かっこいいことのように思えるけれど、決して本質ではありません。
当たり前の大切さがわかれば確実に成功に近づいています。
学校や塾でも「遅刻をしない、忘れ物をしない」、授業中ならば「計算ミスがないように見直す」など、聞き飽きるほどの当たり前の言葉には派手さがありません。その裏側に隠されている奥行きを感じ取れれば洞察力がつきます。
「当たり前のこと」=「何度も言われていること」なんです。
「また、同じことを言ってる、学校でも家でもそんなことは何度も聞いた」なんて思ってる人はただ退屈なだけでしょう。しかし、自分の経験と照らし合わせてその言葉に今までにない価値を見出せた人は大きく成長したという証明です。