続・西岐波進学教室ブログ

西岐波中生徒限定の学習塾

よいお年を!

今日は年内最後の仕事、仕事納めです。

朝から塾内の大掃除に来ています。

(7:00開始!もう少しかかりそうです)

明日から1/3(水)までお休みです。

 

 

毎年恒例の一年の世相を表す漢字は、「税」だそうですが、

個人的に、今年一年を表す漢字一字は、でしょう。

生徒数(クラス数)が増えたというのが大きな理由です。

 

本当に忙しかった…llllll(-ω-;)llllll

 

今年はあまりブログを更新できませんでしたが、あまりの忙しさにブログまで手が付けられない忙しさでした。

 

 

話は変わって…

冬休みに入り塾内では冬期講習が始まりました。

中3生は12/22の面接対策から始まり、5教科の受験対策を行っています。今年は異例の12/25(慶進推薦)から推薦入試が始まり、年明けには1/5(香川推薦)、1/6(宇部鴻城・サビエル推薦)と続きます。塾内でも5教科の授業だけでなく、模擬面接も実施しました。

 

中2・1生も授業中の質問も活発になり、よく頑張っています!

 

 

 

今年一年、ブログを読んでくださった方々、ありがとうございます。

保護者の方々、生徒のみんな。風邪などひかないようによいお年をお迎えください!

冬期講習開講 ~中3 面接対策~

今日から中3生の冬期講習です。

(中2・1生は12/25から)

 

中3生の冬期講習初日は「面接対策」です。

 

毎年、冬期講習期間中に面接対策の授業を組んでいますが、この面接対策は、問題を解くようなことはもちろんありません。

 

面接会場への入室→質問→退室までの一連の流れから、こんな質問が来たら、どう答えればよいか、面接官はどこを見ているのか、などをずっと話し続けます。

 

「高校受験での面接が人生で最初の面接だ。」という中学生は多いと思います。「不安だなあ」「面接とか苦手だなあ」と感じていませんか?誰だって、目上の人に自分のことを聞かれれば緊張します。しかも、面接会場という非日常的な空間であればなおさらです。だから、面接が苦手なのはみんな一緒です。生徒ひとりひとりに対して、「入室」→「質問」→「退室」という本番と同じように模擬面接まで行います。いつも来ている場所で、いつもの講師が面接官の役割をしているにも関わらず、生徒たちは非常に緊張してこの模擬面接に臨みます。しかし、「どんな質問をされるのか」、「どんな点に注意して答えればいいのか」、などを理解していれば、多少なりとも自信を持って面接に臨めるのではないでしょうか。

 

受験生の態度や人柄はもちろん、受験校(学科)の特徴を知っているか、それに対し、自分の将来と合致しているか、受験生の意欲や熱意、を見られるはずです。

 

筆記試験でクリアし、面接で不合格になることが50%を超えるというデータもあります。

 

また、メラビアンの法則というのがあります。

それによると、コミュニケーションを通して伝わるメッセージのうち言葉そのものは僅か7%の割合しかなく、顔の表情が55%、声のトーンが38%だそうです。つまり、受験生が面接官の目の前に座った瞬間に既に55%は相手に伝わっている、何を話そうが、その話し方によって38%が伝わっている、ということ。また38%についても、大切なのは、さわやかなで明るい声。

 

ほとんどの生徒が面接というのを初めて体験することになると思いますが、

高校側はスラスラと話せる生徒を望んでいるのではない、受験生が緊張しているのは当たり前。それは高校側も百も承知。知りたいのは生徒自身の考え方であり、一般論的な正解ではない、ということを頭に入れること!

 

では、酸欠にならないように話します!(笑)

勉強の事前準備

以前、「授業の事前準備」というタイトルのブログを書きましたが、今回は生徒向けに「勉強に対する事前準備」を書いてみようかと思います。

 

 

 

まず、家で勉強しようと思ったけれど、「なかなか集中できない」、「勉強が続かない」、「すぐに挫折してしまう」という人は自分の机やバッグの中を片付けることから始めましょう。

 

勉強に適した心構えや環境を整えるのです。

 

例えば、英語を勉強しようとしてわからない単語が出てきた…。すぐに辞書や英語の教科書が取り出せますか。辞書や教科書などしっかりとした形のあるものであれば見つかりやすいとは思いますが、学校や塾からもらったプリントがバッグの中でぐちゃぐちゃになっていませんか。学校でも塾でもプリント類はたくさんもらっていると思いますが、きちんとファイルを使うなどして整理し、そのプリントをいつでも活用できるようにしましょう。

 

成績の良い人は、整理整頓ができています。

 

「自分は勉強ができない」「三日坊主でやめてしまう」など、自己評価が低く、苦手意識の強い人は勉強の準備が整っていないことが大きな要因かもしれません。机の近くにマンガや音楽プレーヤーなど誘惑するものがありませんか?散らかっている部屋でテキストやノートを広げて勉強ができますか?できたとしても長続きはしないでしょう。

 

こんな場合、決して能力がないのではありません。

勉強しやすい空間に適していないのです。

すぐに勉強モードにスイッチが切り替わるような状態を自分で作らなければなりません。

 

勉強だけでなく、スポーツでも同じ。部活でも軽いランニングやストレッチから始めるでしょ?

結局、何を始めるにしても事前準備と言うのは必要不可欠なんです。

2学期期末テストが終わって

おはようございます。

 

2学期期末テストが終わり、16連勤という荒行も終わりました笑

(中3の期末テスト日程が11/14,15、中2・1の期末テストが11/21,22で2週間連続日曜日がつぶれたため16連勤!)

 

この間、期末テストの対策をしながら、同時に中3生の推薦入試希望者への指導も。

 

今年は推薦入試を希望している生徒が多い(全中3生の8割程度)。推薦入試を希望している生徒に課せられているのが推薦願・志望理由書の提出だが、勘違いしてほしくないのが、この推薦願・志望理由書を上手く書ければ推薦がもらえる訳ではない。その文章の中身を吟味され、学校生活の態度(授業中の様子や遅刻など)などを総合的に人物評価し、推薦に値する人物かどうかが審議される。

 

当然ながら第一に優先されるのは私立・高専の受験資格をクリアしているかどうか。各私立高校・高専が独自の受験資格(調査書点=通知表の合計)を設けているが、それを上回っていないと推薦入試を受験することはできない。つまり、2学期の通知表で決まる。

 

次に重視されるのが学校生活や授業中の態度。委員会活動や提出物をきちんと出しているか等を審議される。

 

今年の校内推薦委員会は12/5,6らしい。その後、各家庭に担任の先生から推薦の承認・非承認の電話がかかってくる。

 

しかし、この近年、中学校が推薦入試をそう簡単に承認してくれない。推薦入試を希望するのは自由だけど、まずは中学校から承認されるかどうかが第一関門。それがなかなか厳しいのが現実。

 

推薦入試というのは中学校長から推薦されて代表として受験するということなので誰でも受験できるというものではない。成績はもちろん、日頃の学校生活(授業中の態度や提出物、遅刻等)が総合的に判断される。「推薦入試は一般入試と比べ、受験日が早いので合格すれば早く遊べる」や「5科目の試験勉強をしなくて済むから楽」などの安易な考えは12月中旬には消えることだろう。

 

中学校から推薦入試を承認された生徒もまだ合格したわけではない。ただ、「推薦入試を受験できる」というだけだ。推薦入試が不合格になっても再度一般入試でチャレンジすればいいのだ。推薦入試に過度な期待はせずに一般入試に向けての5科目の勉強を着実にしておくことが賢明である。

 

塾でも推薦入試対策を行う。面接の練習や作文指導は嫌と言うほど行う。「これなら一般入試のほうが良かった。」と後悔させるほど完璧に行う。

 

それぐらい推薦入試というのは厳しい世界であることを肝に銘じてもらいたいと思う。

授業の事前準備

講義は事前準備で9割は決まる。

 

多田健次氏の「人気講師のすごい教え方」という本にある一節だ。

(多田氏は専門学校の講師として活躍されている方なので、塾講師とは少々異なる点があるが、大変参考になった本である。)

 

 

この一節の通り、その日の授業は事前準備で決まる。

①授業時間内に説明時間に何分、演習問題に何分、その解答解説に何分といった具合にシミュレーションし、授業の流れを組み立てる。

②そして、新しい単元には細心の注意を払わなければならないが、自分の持っているボキャブラリーを駆使し、どういった言葉を用いるかを考える(わかりやすく、生徒にとって身近な例えを考える)。

③最後に、どうやったら生徒たちがノートを取りやすいか、どのタイミングでノートを取らせるかなど、黒板(板書)の使い方を考える。

 

ざっと、この3つを中心に授業前に考えるが、大いに役に立つのが教材作成である。

もちろん、テキストも授業中には使用するが、自作のプリントを作成することが自分の頭を整理させてくれる。また、定期考査の過去問とにらめっこしながら、問題の出し方(空欄補充問題を多くしたり、並び替え問題を多くしたり…)を考える。

 

 

もうすぐ中2の英語はUnit6の「比較」に入る。先ほど、その比較級の新たなプリントが完成。

演習問題の中身は、日本語訳→空欄補充問題→並び替え問題→不足している1語を補って並び替えるという難しめの問題。徐々に難しくしてある。

 

中2生!覚悟せよ!!

Ψ( `▽´ )Ψケケケケ♪

進路資料完成!

10/26(木)から始まる保護者面談(中3生の保護者対象、二者面談)の準備に追われ、先ほど、進路資料入試カレンダーが完成しました!

(保護者面談時に各ご家庭に一部ずつ配付します)



そして、今秋も私立高校の塾対象入試説明会に参加してきました。

 

ところで、この塾対象の入試説明会に参加して思うことが二点ほど…、それは、

「塾って多いなあ。」

今年もコロナウィルス対策として、「一塾に対し、参加は一人のみ」でしたが、それでも多い。子どもの数と反比例に増えてる…。もちろん、この説明会に参加していない塾もあるわけで┐(´―`;)┌フッ

「ちゃんと聞けよ!」

せっかく高校側が時間を割いて説明会を開いてくれるのに…、資料の準備や打ち合わせにかなりの労力を使っているのに…、

寝てるヤツ!

スマホをいじってるヤツ!

ヘラヘラ笑ってるヤツ!

が数名。(ちなみにどこの塾なのかはわかる)

何しに来たんだろうな。これで進路指導できるのか?!

授業を聞いていない生徒と同じレベルです(怒)

 

 

さて、話は前後しますが10/26(木)より中3生保護者の方を対象に個別面談(二者)が始まります。志望校がほぼ決定となる具体的な進路のお話になるかと思います。この保護者面談では、この進路資料と山口県一斉模試進学データ、塾内の志望校データの3種の神器(?!)を使って面談を進めていきます。

 

11月末の期末テストが終われば、学校では三者面談があり、そこで私立高校の受験校、推薦入試等は決定します。つまり、学校での三者面談が終わった後に塾で面談をしても遅いのです。保護者の方々の不安や疑問点を払拭するためにこの面談はありますから、その準備は念入りに行っています。

 

それでは、中3生の保護者の方々、よろしくお願いします!

質問力

先月末、2学期中間テストが終わりました。いつものように、塾生たちは、テスト週間は毎日、塾に来てテスト勉強を頑張っていました。しかし、今回のテスト週間を通して、強く感じたことが一つ。

それは生徒の「質問する力がない」ということ。

 

他人に聞く前に、自分自身に質問する。

これは生徒だけでなく、大人にも言えることですが、他人に聞く前に自分自身に問いかけてみなければなりません。「自分は何がわかっていないのか」「どこまでならわかっているのか」を再確認する必要があります。

 

たとえば、

「一次関数がわかりません。」

と言われてもどこから教えたらいいのかわからない。

 

「一次関数っていうのはy=ax+bの式で表して、aのことを傾きとか変化の割合って言う。bは…。」

「いや、そこはわかってます。」

このやり取りが無駄。さらに生徒にとっては「そこはわかってます。」とは言いにくく、「早く自分がわからないところを教えてほしい」というヤキモキした気分になってしまいます。

 

「傾き、切片、変化の割合などの言葉の意味がわからない。」

「言葉の意味はわかっているが、グラフが書けない。」

「グラフは書けるけれど、交点が求められない。」

など、自分がどこまで理解しているのかを自問自答し、疑問点を絞って質問してくれると迅速に対応でき、理解が深まります。また、疑問点を絞ることで理解しているだろうと思っていたが理解できていなかったという意外な落とし穴が見つかることもあるでしょう。

 

こう考えると、質問するというのは生徒にとって簡単なことではありません。

 

しかし、自分で何がわかっていないのかを自問自答して追求することは非常に大切なことです

 

塾としてはどんな質問でも対応します。調べたらわかるような安易な質問でも、「どうやって調べればいいのか」「教科書やテキストのどのページを見ればいいのか」など、調べ方を教える場合だってあるのです。

 

質問して損することはありません。

わからなかった問題や間違った問題を赤ペンで解答を写すのみで終わり、質問することを面倒臭がっている生徒もいます。

また、「ア~エの中から正しいものを選びなさい。」などの問題でも勘で選んだ選択肢が正解だったということもあるでしょう。しかし、これはたまたま正解になったというだけで理解しているわけではありません。「正解したから質問しない」ではダメなんです。

 

 

生徒たちに言ったことがあります。

「決められた時間に授業を受けに来てるだけでは損だと思いなさい。塾は使ってなんぼ。塾を上手く利用しなさい。」と。

 

 

「いつだったら空いている教室がありますか。」

「授業前に質問しに行ってもいいですか。」

こういうのが塾の使い方が上手いんです。こういうところに毎月払っている授業料以上の価値があると思うんです。

 

授業研修や保護者面談などで対応できないときがあるかもしれないけれど、代わりの日を見つけるなど、その意気込みは買おうと思います。

 

そんな堅っ苦しい塾ではないつもりなんだけどな(笑)