今日から中3生の冬期講習です。
(中2・1生は12/25から)
中3生の冬期講習初日は「面接対策」です。
毎年、冬期講習期間中に面接対策の授業を組んでいますが、この面接対策は、問題を解くようなことはもちろんありません。
面接会場への入室→質問→退室までの一連の流れから、こんな質問が来たら、どう答えればよいか、面接官はどこを見ているのか、などをずっと話し続けます。
「高校受験での面接が人生で最初の面接だ。」という中学生は多いと思います。「不安だなあ」「面接とか苦手だなあ」と感じていませんか?誰だって、目上の人に自分のことを聞かれれば緊張します。しかも、面接会場という非日常的な空間であればなおさらです。だから、面接が苦手なのはみんな一緒です。生徒ひとりひとりに対して、「入室」→「質問」→「退室」という本番と同じように模擬面接まで行います。いつも来ている場所で、いつもの講師が面接官の役割をしているにも関わらず、生徒たちは非常に緊張してこの模擬面接に臨みます。しかし、「どんな質問をされるのか」、「どんな点に注意して答えればいいのか」、などを理解していれば、多少なりとも自信を持って面接に臨めるのではないでしょうか。
受験生の態度や人柄はもちろん、受験校(学科)の特徴を知っているか、それに対し、自分の将来と合致しているか、受験生の意欲や熱意、を見られるはずです。
筆記試験でクリアし、面接で不合格になることが50%を超えるというデータもあります。
また、メラビアンの法則というのがあります。
それによると、コミュニケーションを通して伝わるメッセージのうち言葉そのものは僅か7%の割合しかなく、顔の表情が55%、声のトーンが38%だそうです。つまり、受験生が面接官の目の前に座った瞬間に既に55%は相手に伝わっている、何を話そうが、その話し方によって38%が伝わっている、ということ。また38%についても、大切なのは、さわやかなで明るい声。
ほとんどの生徒が面接というのを初めて体験することになると思いますが、
高校側はスラスラと話せる生徒を望んでいるのではない、受験生が緊張しているのは当たり前。それは高校側も百も承知。知りたいのは生徒自身の考え方であり、一般論的な正解ではない、ということを頭に入れること!
では、酸欠にならないように話します!(笑)