講義は事前準備で9割は決まる。
多田健次氏の「人気講師のすごい教え方」という本にある一節だ。
(多田氏は専門学校の講師として活躍されている方なので、塾講師とは少々異なる点があるが、大変参考になった本である。)
この一節の通り、その日の授業は事前準備で決まる。
①授業時間内に説明時間に何分、演習問題に何分、その解答解説に何分といった具合にシミュレーションし、授業の流れを組み立てる。
②そして、新しい単元には細心の注意を払わなければならないが、自分の持っているボキャブラリーを駆使し、どういった言葉を用いるかを考える(わかりやすく、生徒にとって身近な例えを考える)。
③最後に、どうやったら生徒たちがノートを取りやすいか、どのタイミングでノートを取らせるかなど、黒板(板書)の使い方を考える。
ざっと、この3つを中心に授業前に考えるが、大いに役に立つのが教材作成である。
もちろん、テキストも授業中には使用するが、自作のプリントを作成することが自分の頭を整理させてくれる。また、定期考査の過去問とにらめっこしながら、問題の出し方(空欄補充問題を多くしたり、並び替え問題を多くしたり…)を考える。
もうすぐ中2の英語はUnit6の「比較」に入る。先ほど、その比較級の新たなプリントが完成。
演習問題の中身は、日本語訳→空欄補充問題→並び替え問題→不足している1語を補って並び替えるという難しめの問題。徐々に難しくしてある。
中2生!覚悟せよ!!
Ψ( `▽´ )Ψケケケケ♪