続・西岐波進学教室ブログ

西岐波中生徒限定の学習塾

2学期期末テストが終わって

おはようございます。

 

2学期期末テストが終わり、16連勤という荒行も終わりました笑

(中3の期末テスト日程が11/14,15、中2・1の期末テストが11/21,22で2週間連続日曜日がつぶれたため16連勤!)

 

この間、期末テストの対策をしながら、同時に中3生の推薦入試希望者への指導も。

 

今年は推薦入試を希望している生徒が多い(全中3生の8割程度)。推薦入試を希望している生徒に課せられているのが推薦願・志望理由書の提出だが、勘違いしてほしくないのが、この推薦願・志望理由書を上手く書ければ推薦がもらえる訳ではない。その文章の中身を吟味され、学校生活の態度(授業中の様子や遅刻など)などを総合的に人物評価し、推薦に値する人物かどうかが審議される。

 

当然ながら第一に優先されるのは私立・高専の受験資格をクリアしているかどうか。各私立高校・高専が独自の受験資格(調査書点=通知表の合計)を設けているが、それを上回っていないと推薦入試を受験することはできない。つまり、2学期の通知表で決まる。

 

次に重視されるのが学校生活や授業中の態度。委員会活動や提出物をきちんと出しているか等を審議される。

 

今年の校内推薦委員会は12/5,6らしい。その後、各家庭に担任の先生から推薦の承認・非承認の電話がかかってくる。

 

しかし、この近年、中学校が推薦入試をそう簡単に承認してくれない。推薦入試を希望するのは自由だけど、まずは中学校から承認されるかどうかが第一関門。それがなかなか厳しいのが現実。

 

推薦入試というのは中学校長から推薦されて代表として受験するということなので誰でも受験できるというものではない。成績はもちろん、日頃の学校生活(授業中の態度や提出物、遅刻等)が総合的に判断される。「推薦入試は一般入試と比べ、受験日が早いので合格すれば早く遊べる」や「5科目の試験勉強をしなくて済むから楽」などの安易な考えは12月中旬には消えることだろう。

 

中学校から推薦入試を承認された生徒もまだ合格したわけではない。ただ、「推薦入試を受験できる」というだけだ。推薦入試が不合格になっても再度一般入試でチャレンジすればいいのだ。推薦入試に過度な期待はせずに一般入試に向けての5科目の勉強を着実にしておくことが賢明である。

 

塾でも推薦入試対策を行う。面接の練習や作文指導は嫌と言うほど行う。「これなら一般入試のほうが良かった。」と後悔させるほど完璧に行う。

 

それぐらい推薦入試というのは厳しい世界であることを肝に銘じてもらいたいと思う。