今日は勉強する気がしない。でも、宿題があるから仕方なく机に向かう。
「宿題があるから」という勉強する理由を探し、仕方なく勉強を始める。
こんな経験は誰でもあると思う。
人間はなかなか行動することが難しい。動かないほうが圧倒的に楽だからだ。いろんな理由や口実を考えて行動しない人は自分の行動力をごまかしている。
しかし、動かない限り前に進むことはできない。「今から勉強したほうがいいのか」「今日はやめて明日から勉強しようか」など無駄な考えをするぐらいだったらとりあえず動いてみる。
行動を起こす前に迷ったり悩んだりしてしまうのは都合のよい理由を求めているからだ。そもそも楽しくないはずの勉強に取りかかるために、「テストが近いから」や「宿題が出されているから」のように「行動を起こすための理由」を探す人は多いだろう。しかし、その行動は受動的な行動になってしまう。
「とりあえず動く」
とりあえず机に向かう。教科書をペラペラめくるだけでもいい。能動的に行動するきっかけがつかめればそれでいい。